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下層症候群 / 2005年10月11日(火)
一本道であるものの、一向に下へ移動できる様子が無い。

先に破棄されたストアが見える。
今のうちに食料を確保するのもいいかも知れない。
下層へ行けば行くほど破棄されたのは過去となる。
食料が残ってる率は低い。

ストアにはいると、見たことのある商品が並んでいる。
缶詰、インスタント食品が残っている。
階層破棄時に残っていたものだろう。
大分荒らされているが、まだ食えそうなものを選ぶ。

もてるだけ持ってストアを出た。
長い線に見える。
まだ下にはいけないのだろうか。
 
   
Posted at 00:38 / 下層症候群 / この記事のURL
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下層症候群 / 2005年10月06日(木)
下。
下に向かわなければならない。
どこが基準になるのかといえば、現在の自分の位置だ。
世界は上へ伸びている。上の光は不安定で強い。
下へ向かうのがいい。
下は原点だ。既知のものしかない。すばらしい。
とにかく、下へ向かおう。

「下層廃棄区」

と書いてある扉を開けると、懐かしい匂いと埃の匂いがした。
中は少し暗いが、見えないわけではない。
さらに下へ行く道を探さなければならない。

道は一本道だ。多少分蛇行してはいるが、分岐点はない。
所々に落書きが見られる。

「さようなら」

「ばいばい」

「ありがとう」

「参上」

「6/25鈴木」

「○」

この階層が破棄された頃の落書きと、
この階層に破棄された後の落書きが共存している。

「-1」と記した。

一つ下がったことを確認できるし、下がったことに落ち着く。
さらに下に進みたくなる。
 
   
Posted at 02:46 / 下層症候群 / この記事のURL
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