Thoroughly Modern Millie 

2005年12月03日(土) 20時00分
Pioneer Centerに今年5本やってくるBroadway Musicalの一つ。セットは1922年、NYC。カンザスの片田舎からニューヨークに出てきた女の子が、Modernになるべく仕事や恋に奮闘するお話。
1920年代の話なので、音楽もダンスも基本はジャズ。オープニングピースなんか思いっきりジャズオーケストラに乗せたクラシカルジャズなダンスで、観ているだけで体が動き出しそうだった。しかもタップもふんだんに取り入れられていて、それもまた個人的には楽しい要素。

観ていて、20年代をモチーフにした作品っていうのは共通点があるのかもしれないと思った。ふと浮かんだ作品は『How to Succeed in Business Without Really Trying (ハウトゥサクシード‐努力しないで成功する方法)』と『Crazy for You』の2作。

「愛」と「夢」

夢を叶えるべく奮闘する主人公と、それを支えるパートナー(未満→恋人)。これは共通するアイテムなんじゃないだろうか。『How to〜』で大会社の社長を夢見るフィンチと、彼に一目ぼれし陰で支えていくローズマリー。『Crazy for You』で劇場の建て直しを図るオーナーの娘と若手ディレクター(名前忘れた)。
そしてJazzyな音楽とダンス。タップダンスも『Crazy for You』や『42nd Street』で使われているようにメジャーな要素だ。タップの王様と呼ばれるFred Astaireや、Ginger Rogers、Gene Kellyなんかもこの頃から30年代にかけて活躍したダンサーだから、やはりタップダンスが流行っていた時期なのだろう。まぁJazzが隆盛を極めていたというんだから、同時期とみて間違いはないだろうけど。

RENT 

2005年11月24日(木) 12時45分
 この後、12/2(金)再び映画館へと足を運んだ。2度目はダンスのレビューペーパーを書くために、ダンスに注目して観たのだが、このミュージカルではあまりダンスは重要視されていないので踊っているピースが少なかった。それでもCollins役のJosse L. Martinの3,4回転ターンはすごく綺麗だった。Mimi役のRosario Dawsonはきっとダンスで選ばれたんだろうな、という感じで、ナイトクラブでのダンスが特徴的で良かったと思う。

Concept Musicalというジャンルに分けられるため、ストーリー性はほとんどないに等しい。テーマとなっているRock、Drug、AIDS、Homo-sexuality、Homelessnessなどがロックミュージックに乗せて歌われ、その歌はどれもパワフルで生で聞いてみたいと思わせられた。ここでもCollinsの上手さが目立ち、彼がAngelの葬式で歌った"I'll Cover You"のRepriseはヤバかった。ここまでは堪えられた私も、彼の歌でついに泣かされてしまった。
それから、MarkとRogerの"What You Own"もパワフルですごくよかった。Rogerが帰ってきてMarkとハグをした瞬間、何故か涙が溢れそうになってしまって焦ったけれども。Markの見た目のひょろさと歌声の強さのギャップはずるいところだな。

これはステージで観たことがないから分からないけど、実際にはもっとダンスピースがあるものなんだろうか?だとしても基本的には歌を中心に進められていく話だろうから、踊れる人が少ない劇団でも上演できる作品だと思った。実際私も、アンサンブルでいいから出てみたい。特に"La Vie Boheme"と"Rent"の大騒ぎはかなり楽しいピースだろうな。その、オープニングで皆が火のついた紙を投げ捨てるシーンや、RogerがSanta Feへ旅立ってまた戻ってきてていうシーンなんかは、実際のステージではどういう風に演出されてるのかが気になるところ。いつか舞台で観てみたいなぁ。

ちなみに"Seasons of Love"はMusical Theater Showcaseで、クラスメイト全員で歌った思い出の曲。それもあって、元々いい曲が良すぎる曲となって聞こえてきた。作品中何度も効果的に使われていて、特にオープニングの、メインキャストたちがステージ上のスポットに立ってこの曲を歌っているのは、最高に気持ちのいい演出だった。

Nobody Knows (誰も知らない) 

2005年05月20日(金) 15時02分
すごい。なんて自然な演技。というか「これは演技なのか?」と疑いたくなるほどのRealism。主演の柳楽優弥くんは初めて演技をしたと読んだけど、だからこそこんなにも自然なものを作り出すことができたのだろうか?もちろん他の子供たちも然り。お互いを信用しきった表情。何気ない仕草。すべてが現実を切り取ってきたかのように自然で、見ているこちらもいつの間にか引き込まれていた。

そして子供たちから、これだけの演技を引き出した監督もすごい。監督と子供たちの間に築かれた、絶対の信頼感が見えるような気がした。柳楽くんがインタビューで「すべて監督にお任せしました」と言っていたけれど、きっとまさにそんな感じで作られた作品なのだろう。
2005年12月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:234_review
読者になる
Yapme!一覧
読者になる