祭のあと。 

August 08 [Wed], 2007, 3:06
皆様、いかかがお過ごしでしょうか?
このブログのアクセス数も10台までになっているので、これを見ている人も少ないかも知れません。
HPF終了からまだ一週間しか経っていないのに、既に遠い過去のような気がします。
次にスタッフが皆様にお会い出来るのは閉幕セレモニーですね^-^(かく言う私は仕事で東京に行っておりますので参加できません。残念…)

今更かも知れないのですが、去年のHPFブログをリンク集に追加しました。
今の私たちがあるのも、過去があるからです。
もし宜しければ、そちらもご覧下さい。

2006HPFブログ

今年はオフィシャルホームページに掲示板が無かった所為か、皆様の反応を直に感じる機会が少なかったような気がします。
もし宜しければ、遠慮無くこちらのコメント欄にご記入いただけると嬉しく思います。


@2007HPFスタッフ

バラシ・・・。 

August 01 [Wed], 2007, 11:08
今精華小劇場では最終日、普段はしない客席をバラすという作業がありました。
初日追手門さんも夜の回を見に来ていただいてその後、お手伝いしてくださいました。
お写真がないのが残念ですが、OB.OGも総出で劇場さんの指示の元力を合わせてどんどんばらされていくのは圧巻でした。

ちなみにこの客席バラシ通常の劇団体力と時間のかかる大仕事です。
怪我もなく無事に終わってよかったで〜す!

應典院 千秋楽 枚方なぎさ高校『ママゾンビ』 

July 31 [Tue], 2007, 12:46
さて、諸般の事情により1日遅れての更新です(苦笑)
應典院最終日は枚方なぎさ高校さんの『ママゾンビ』が上演されました。
枚方なぎさ高校は、毎年長編にチャレンジする高校でもあります。
今回も、打ち合わせの段階で約2時間の上演時間との事でした。
実は、千秋楽なので共通仕込みで作った客席や幕などを、終演後にバラさなくてはいけません。
しかし、ここはHPF。
時間の制約のある大会とは違って、高校サイドの意思を第一に考えます。
こういう時、チーフスタッフとサポートスタッフの心が1つになるのです。
満足の出来るお芝居を創らせてあげたい!
その一心で(或いは何とかなるだろう的な感じで:苦笑)様々な装置が仕込まれて行きます。
今回目をひいたのが『紗幕』です。
この紗幕、様々な用途に使われます。
映像を映す事も出来るし、その間舞台上は見えなくなるので時間をロスせずに転換が出来たりします。
また、紗幕の奥に明かりを点ければ、こちら側と奥とを区切って効果的なお芝居が出来るのです。
應典院の特性上、吊ったものを無くす場合は天井に引き上げるか振り落とすしかありませN。
今回は冒頭のシーンでのみの使用だったので、振り落としで暗転中に舞台上から撤収させる事になりました。
照明さんが吊り込みをしている最中、一番奥のバトンで舞台監督の小林さんをはじめ舞台スタッフが紗幕の作業を行います。
又、高所作業を伴うので、本日は以前HPFで舞台監督をされていたCQの堀田さんや劇団スケッチブック(制作の山本さんが所属している劇団です)の団長の武富さんもお手伝いに来てくださいました。


さて、お芝居の方はというと。
『ママゾンビ』は大阪の劇団『シアターシンクタンク万化』が昨年上演した作品です。
ママがゾンビになるのでママゾンビ。
こう書くと、ホラーのようでもありますが、実のところ家族愛をテーマにした作品です。
崩れかけた家庭の中で、誰よりも皆に愛を持っていたお母さん。
お母さんがゾンビになり、次第に人として生きていけなくなります。
そのお母さんを、心の中では愛していた家族達。
そこには、紛れもなく『家族愛』がありました。
『家族』というのには、役割があります。
高校生同士、年齢も近い彼等がそれをどう演じるのか…と思っていましたが、それはお客さん達の笑いや涙が、一番良く表していたのでは無いでしょうか。

又、このお芝居には冒頭客席から役者が登場するシーンがあります。

これは本番中、扉の前で待機する役者達。
舞台袖から登場するのも緊張すると思うのですが、客席登場もかなりのものだと思います。
劇場に入った瞬間、全ての視線が自分たちに降り注ぐからです。
しかし、彼等の表情は『ドキドキ』より『ワクワク』が勝っていたよう感じました。
お芝居は、役者がまず楽しめなければお客さんは楽しめないと思います。
高校の皆さんは『お芝居が楽しい!』というオーラを全身から放っています。
私たちも、お芝居を始めた頃を思い出し、『初心忘るべからず』の精神を再確認する瞬間でもありました。

應典院の入り口、『山門』と呼ばれる所では各学校が作った立て看板がお客さんを出迎えます。

立て看板は各学校様々で、シンプルなものから凝りに凝ったものまで様々です。
お寺が多くある應典院付近では、これがかなりの目印になっているのです。
正直、こんな所に劇場があるとは思いませんからね(笑)

枚方なぎさ高校の皆さん、本当にお疲れ様でした!
これからも、家族の様な素晴らしい部活であることをお祈りしております。

写真は、終演後の記念撮影の様子。
皆さんの晴れやかな顔が、とても清々しく感じました、


さてさて。
高校の皆さんが帰った後、私たちの戦いはクライマックスを迎えます。
それは『バラし』
應典院の本堂ホール内を、元の状態に戻さなくてはいけません。
明日には違う団体さんの仕込みがあります。
そして、一応の退館時間は22時。
最後の力を振り絞り(苦笑)客席やスピーカー、灯体が片付けられていきます。
そして……何も無くなったホールが出来上がるのです。

静かに、ただ作業灯の明かりだけがあるホール内。
ここで、沢山の感動が生まれました。
また来年、ここに皆さんが帰って来てくれることを、スタッフ一同心より望んでおります。
本当にお疲れ様でした!!


全体を通して。
私たちが何より嬉しく感じたのは、皆さんが成長している事です。
その瞬間、私たちの努力は報われるのです。
この9日間、私たちはある意味家族の様な感覚でした。
そして、その家族の家は、紛れもなくこの應典院だったのです。
勿論、高校生達もその家族の1員です。
應典院の森山主事が『私たちは皆さんのホームでありたい。そして、そのホームにいつでも帰って来て欲しい』と仰っていました。
HPFの素晴らしさは、今は判らないかも知れません。
しかし、高校を卒業して何年か後、必ず思い出す事があると思います。
私たちは、『教える立場と教えられる立場』とは考えていません。
同じお芝居を楽しむ『仲間』だと思っています。
その仲間に、私たちが今まで経験してきた事を『伝える』という事は私たちに与えられた使命でもあり特権でもあると思います。
そう思えるようになったのも、このHPFに参加してからでした。
上手くは言えませんが、このHPFに愛情を注いでいる実行委員の皆様並びに全てのスタッフに感謝します。
どうも有り難う!
お疲れ様でした!!





この後、恒例になりつつあるプールに向かうことになった事は、今年も敢えて伏せておきます(笑)



@應典院スタッフ

精華小劇場!! 

July 31 [Tue], 2007, 11:16
報告が遅くなってしまいました。

精化小劇場の公演無事に終了しました!お客様も多数ご来場いただき満員御礼となりました。

さてこれは27日のゲネ前の準備の様子で。

劇場スタッフさんの言うことをみなしっかり聞きながら作業を進めて行っています。

應典院 八日目 大阪信愛女学院高校『ハッピーバースデイ』 

July 29 [Sun], 2007, 0:11
さてさて。
このブログを書いている日付は、もう應典院最終日です。
ここまで来てしまえば、あっという間でした。
平均睡眠時間4時間半にも慣れてきましたよ(苦笑)

本日は大阪信愛女学院高校さんの公演でした。
皆さん元気が良く、こちらの士気も上がります。
今日は沢山写真を撮ったので、その中からいくつかご紹介いたします。

搬入の様子です。
最大のトラックがやってまいりました(笑)
スタッフ一同『おぉ〜!』と声を上げカーゴが開くのを見守っておりました。
積み込んであるのは、信愛さんお馴染みの『台』でございます。
近寄ってみると…。

既に天板や側面に化粧された状態の台にはこのような文字が書いてあります。
これは何かというと、舞台図面通りにこの番号の台を並べる事によって、パズル(又はプラモデル)の様に舞台を組み上げる為のものです。
この台が……重たい(苦笑)
しかし、生徒さん達は慣れているのか、その細腕でこの台達をホールへ運んでいきます。
これを使うメリットとしては、学校でも全く同じ舞台が組めると言う事と、既に化粧が仕上がっているので後は並べて微調整をするだけで済むので、仕込みが早く終わる事ですね。
最初は驚きましたが、段々慣れてきました(笑)
これこそ信愛!という気がします。
その間、ホール内では照明さんが吊り込みをしているのは以前お伝えした通りです。
では、照明さんや音響さんは舞台が出来上がった後どこで作業するのでしょう。
実は、客席の上部がオペブースになっているのです。
丁度イス席の上あたりですね。
それで、ブースがどうなっているかというと…。

ここが照明ブースです。
沢山あるフェーダーを上げ下げして明かりを作っていきます。
そしてその反対側、舞台向かって右側には音響ブースがあります。

普段使い慣れない機材達なので、各学校の音・照さんは大変苦労したと思います。
お客さんの見えない所で、皆緊張に手を震わせ、達成感に胸躍らせていたわけです。
こういう機材や場所を使えるのもHPFならでは。
皆さん、楽しんで頂けましたでしょうか。

お芝居は、とても元気が良く、言葉の一つ一つが心に届いて来ました。
そして何より、とても楽しくお芝居をしているという事。
素晴らしい事だと思います。
先述した機材の事もあり、多少オペに荒い部分も見られましたが、照明の色遣いはとても美しく、音楽の選曲はとても心地よく感じました。
勿論、役者も総じて元気でひたむき。
終演後の晴れやかな顔が印象的でした。
信愛の皆さん、本当にお疲れ様でした!!


さて、明日はいよいよ應典院最終日。
今年大トリを務めますのは枚方なぎさ高校。
演目は関西で活躍中の劇団『シアターシンクタンク万化』の作品『ママゾンビ』です。
昨年上演されたこの作品を、どう持ってくるのでしょうか。

高校生達の暑い夏はまだまだ終わりません!
皆さん、是非是非お越し下さい!!



@應典院スタッフ

應典院 七日目 プール学院高校『ケンジ先生』 

July 28 [Sat], 2007, 0:02
今日は、雲一つ無い天気でした。
應典院の自動ドアが開くと、向こうには光と青空と蝉の鳴き声が広がっています。
盛夏と呼ぶに相応しい気候になってきております。


さて、本日の上演校は應典院初登場のプール学院高校の皆さんでした。
應典院に到着してまず思った事。
……多っ!
総勢40人弱の生徒さんたちです。
今回は、中・高合同の公演ということもあって、ほぼ1クラス近い人数になっていました。
流石に全員で仕込みを行う訳にはいかないので、担当の部署の生徒だけが本堂ホールに上がって来る事に。
後で伺ったのですが、何と8割が中学生だったようで。
さらに、大半が1年生との事でした。
その頃から高校生に混じって、舞台を経験出来るのはとても価値のある事だと思います。
照明の根来さんが『あの子達が高校生になった時、どんな芝居をしているかとても楽しみだ』と言っておられました。


今回の『ケンジ先生』には、沢山の歌が出てきます。
この作品は1996年、演劇集団キャラメルボックスが子供向けに創られたものです。
アクションあり、歌あり、ダンスあり。
何故この作品を選んだのか、先生に聞きました。
『取りあえず、大きな声を出す事が出来るようにしてあげたかったんです』

應典院の広さや機材を考えると、一人一人にマイクを持たせてあげる事は出来ません。
でも、音楽はスピーカーから出ているわけですからある程度大きな声が必要です。
その為に皆の頑張りが大切になって来ます。
今回のお芝居を観て、先生の目標は達成されていたのでは無いでしょうか。
最後の合唱のシーンの皆の表情は、とても輝いたものに見えました。
また、ソロパートはワイヤレスマイクを使って声をフォローしていました。
今回使ったマイクの本数は2本。
決して多い数ではありません。
しかし、初めてのホールで、初めての機材を使って、初めてのオペレーションをするわけです。
音響の知識や経験が沢山ある人ならともかく、勿論今回のオペは高校生です。
小劇場の音響さんでも、マイクオペは難しいものです。
とても難しい公演になったのでは無いでしょうか。
でも、何事も経験です。
今回の公演で得た経験を次回に生かし、後輩に受け継いでいって欲しいと思います。


本番が終わった後、時計を見ると20時ちょっと前。
中学生の皆さんは帰らなくていけない時間です。
本番の余韻を感じるのもそこそこに、着替えて帰途につきます。
全ての片付けが終わった後ホールに集合するのですが。
『………こんなに少なかったけ?(笑)』
思わず車座になっての終わりの会でした。



プール学院高校の皆さん、本当にお疲れ様でした。
少しでもお芝居を創る楽しさを感じて頂けていたら、私たちスタッフも嬉しく思います。
また来年お会いしましょう!
さて、明日は大阪信愛女学院高校さんの『ハッピーバースデイ』が上演されます。
應典院でのHPFは残すところあと2日!
是非是非お越し下さい!!



@應典院スタッフ

應典院 六日目 関西創価高校『One Night Carnival』 

July 27 [Fri], 2007, 1:43
皆様お疲れ様です。
最近、とみに應典院の階段とはしごの登り降りがしんどくなってきております(苦笑)
多分、一生分登ってるよなぁ。


本日は、関西創価高校さんの公演がありました。
演目は『One Night Carnival』
生徒さんの創作脚本です。
実は今回、顧問の先生がスタッフをされていました。
去年、扇町高校の先生がプロジェクターの操作をされていましたが、今回は何と音響さんだったのです。

生徒さんが編集したMDを先生が真剣な眼差しで操作されています。
今回、どうしても音響が決まらず悩んでいたところに先生が、
『じゃあ、僕がやるよ』
と言われたそうです。
その話を聞いたとき、先生の生徒さん達への愛を感じました。
もしかすると軽い気持ちだったのかも知れませんが、そうそう言える言葉では無いと思います。
生徒と先生が一つになってお芝居を創る。
これもHPFの素晴らしさの一つなのでは無いでしょうか。


さて、各会場に毎日届けられているのが毎度お馴染みの『HPFニュース』
今年は吉田先生がご多忙との事で、熊沢先生がその任を引き継いでおられます。
この『HPFニュース』
毎日各会場を回り、その日のお手伝い校の生徒さんが書いた感想をもらって作り上げられていきます。
さらに、写真を使ってお芝居の雰囲気を伝えると共に、先生のちょっとしたコメントも載っています。
この暑い中、各会場を回るのはとても大変な事です。
本当にスタッフ一同頭が下がる思いです。

写真は、應典院のスタッフ楽屋にて、実行委員の合田先生と打ち合わせをされているところです。
撮った写真は、すぐさまパソコンにおとしておられます。
数多くの写真の中から選ぶのは大変な作業だと思います。
本当にお疲れ様です。


今日は沢山のサポートスタッフが来てくれました。
その数8人!
毎年サポートスタッフが少ない中での快挙です。
実は、本番の終わった学校の生徒さん達がお手伝いに来てくれたのです。
私たちの手が回らない事を、的確にフォローしてくれていました。
本当に有り難う御座いました!

写真は終演後、皆で晩ご飯を食べている様子です。
皆カメラを見ていないのは、顔が差すとちょっと…という理由からです。
決して私が嫌われているからとかではありません(苦笑)



さてさて、関西創価高校の皆さんお疲れ様でした!
少人数ではありましたが、元気が良くとても素敵でした。
来年もお待ちしています!

明日は、プール学院高校さんによります『ケンジ先生』です。
キャラメルボックス不朽の名作が、どう生まれ変わるのでしょうか。
また精華小劇場では金蘭会高校さんの『僕たちの好きだった革命』が上演されます。
そちらも是非!


@應典院スタッフ

ウイング3日目です 

July 27 [Fri], 2007, 1:05
明日でウイングフィールドは中間地点を迎えます。
御覧の皆様いかがお過ごしでしょうか?
ウイングフィールドスタッフから、本日の公演について発信させて頂きます。

本日は扇町高校さんの「コンプレックスハーモニー」の上演でした。

この舞台に出てくる装置が色鮮やかで、光が当たる度に色々な色に変わり、静かな会話劇に彩りを添えていたのが印象的でした!
そして、6人の方が舞台に出ていたのですが、その内4人はなんと場面転換をするための方々ということでした。
場面転換のシーンで黙々と動くのではなく、曲の中でマイムをしながら少しずつ転換をする、ちょっと変わった方法でしたね〜。

そして本日はウイングフィールドで、なんと立ち見が出ました(拍手〜パチパチ〜)場内は満員で、さすがにとても熱かったです。しかし、嬉しい悲鳴です。毎日このような状態が続くと楽しいですね〜。

さてさて、ウイングフィールドの公演は7/31までございます。が、後の二会場は日曜までで終了となります。
つまり、来週の月・火曜はウイングフィールドのみの公演です!
公演を終えられた皆様が、ウイングフィールドにドンドン来て、会場を熱気で盛り上げるのをとても楽しみにしております

應典院 五日目 大阪教育大学附属天王寺高校『スナフキンの手紙』 

July 26 [Thu], 2007, 0:12
ようやく折り返し地点でございます。
連日暑い日が続いておりますが、皆さま体調を崩してはいませんか?
我らHPFスタッフは体調なんか崩してるヒマはありません(笑)
毎日高校生達の熱いパワーをもらっていますしね!

さてさて、本日は大教大天王寺高校さんの公演でした。
今回の舞台は、あるものの山でした。
それは何かというと…。


実はこれ、全て段ボールなのです。
うずたかく積まれた段ボール群が、様々な場所へと変化していきます。
毎回、高校生のバイタリティには驚かされます。
勿論、強度の面での心配もありましたが、そこは現場による判断で解決されました。
実際客席から観ると圧巻です。
素晴らしい知恵だと思いました。


本日の演目は『スナフキンの手紙』
この作品は、1994年に初演が行われたものです。
時代柄、「パソコン通信」や「ダイヤルアップ」などと当時では最先端だった単語が出てきます。
逆に今の高校生にはピンと来ない、言い慣れない言葉ではないでしょうか。
更に言えば、浅間山荘事件などは昔の映像特集的なTVでしか知らないと思います。
勿論私もそうなのですが。
そこで問題になってくるのが、高校生達が何処まで当時の出来事について知識を持っているかです。
鴻上作品は、得てして物語の派手さや突飛な着眼点から安易に使われる事があります。
しかし、重きはそこでは無いのではないかと思うのです。
1つ1つの言葉が意味する、全くスキの無い物語を何処まで自分たちの中で消化してお客さんに伝えられているか。
ただ台詞として言葉を発しているだけでは、お客さんの心までは届きません。
その地点まで昇華する事はとても大変な事だと思います。
でも、それをしてこそお芝居はもっと虚構のリアルに近づくのでは無いでしょうか。
多少のミスはありましたが、皆さんの情熱は十二分に伝わったように思います。
さらにもう一歩、来年に繋げて頂きたいと思いました。

鴻上さんの言葉にこんなものがあります。
『本当の「語られない言葉」は、戦いの後に生まれると思っているのです。
そして、その「語られない言葉」が、人生そのものになった時、物語は、「ファントム・ペイン」へと続くのです。』
それを見て、是非ともあの戦いの後も観てみたいと思いました。


明日の應典院は関西創価高校さんの『One Night Carnival』が上演されます。
更に勢いを増す2007HPF!
劇場でお待ちしています!!


@應典院スタッフ

應典院 四日目 工芸高校『店長不在ファミレスバベル』 

July 25 [Wed], 2007, 1:06
いよいよ中間地点にさしかかりました應典院です。
本日は快晴!
雲一つ無い青空が広がっていました。
蝉の声高らかに、今日梅雨明けが大阪に告げられました。
いや、めでたい。
夏本番といった感じです。

夏真っ盛りな應典院で本日本番を迎えたのが、應典院初登場の工芸高校さんです。
去年はウイングフィールドで100人オーバーを記録し、今年から應典院に会場を変えました。
皆さん何より元気が良い!
本堂ホールに高校生たちの声が響き渡ります。

さて、昨日はサポートスタッフのお話をしました。
しかし、彼等同様HPFに欠かせない存在なのが『当番校』の方達です


既に公演が終わった学校や、これから本番を迎える学校が公演中の学校をサポートしています。
彼等の仕事は、劇団でいうところの『制作さん』の業務です。
チケットの受け渡し、お客さんの案内、場内のイス並べ、開演前・終演後の掃除…etc
実は、お芝居をする上で制作さんのウエイトはかなりのものです。
お芝居が成功するかしないか。
それは制作さんの腕に掛かっていると言っても過言ではありません。
実は制作さん。
お芝居作りにおいて、唯一お客さんと直に接するセクションなのです。
何事も第一印象が肝心です。
お芝居を観る前、制作さんの対応が悪かったらそこでもうお芝居を観る気分では無くなってしまうこともあるのです。
本日の当番校は関大一高さんだったのですが、無事その大役を果たしておられました。
ご苦労様です!

昔から大きな劇団ではあったのですが、最近(といってもここ10年ぐらいかと思うのですが)増えてきたのが『オリジナルTシャツ』
高校生達も負けていません!
かなりの確率で高校オリジナルのTシャツが存在するのです。


今回は2バージョン(もしかするまだあったかも)のTシャツを発見しました。
私もそうなのですが、オフィシャルTシャツを着ると何故かテンションが上がります(笑)
『一緒に芝居を創ってる!』という気分が強くなるからですかね。

さて、今回気になった点は『意思の疎通』という事でしょうか。
事前打ち合わせなどでも各学校にお伝えしている事が、時折何処かでストップしている事があったりします。
それは部活内でもそうですが、もし何か不安な事だったり判らない事があった場合は遠慮無くHPFスタッフに言って下さって構いません。
意思の疎通を今以上に密に行えば、更に良い公演になると思いました。
決して、小劇場で行われていることが『正解』という訳ではありません。
ただ何事にも『セオリー』と呼ばれているものがあり、それが受け継がれているのも事実です。
『例えば20年以上多少の改良だけで売れ続ける商品があるとする。全く新しい商品を使ってみるのも良いが、やはりその商品にはグローバルスタンダードたる理由がある』
という話を聞いたことがあります。
そう言われて成る程と思いました。

何はともあれ、本日ただ今の所最多の129名のお客様にご来場頂きました!
高校生達の夏はまだまだ続きます。
明日は大阪教育大学付属天王寺高校の皆さんによります『スナフキンの手紙』です。
鴻上作品が高校生の手によって、どう表現されるのでしょうか。
さらに、明日は精華小劇場にて追手門学院高校の公演があります。
そちらの方も是非是非、宜しくお願い致します!



@應典院スタッフ