お縫い子テルミー 栗田有起
February 07 [Tue], 2012, 12:12

全2編収録。
『お縫い子テルミー』
いろんな人の家に居候させてもらいながら
仕立て屋をしているテルミーが主人公。
東京に上京し美しい男性のシンガーに会い一目で恋に落ちる。
『恋をしてると自由をうばわれる。
恋しい人のいない世界では住みづらくなる。
でも素晴らしかった。
自由でなくともかまわないというくらい、自由だった。
自由であると決めたから、不幸でも孤独でも退屈でも、どうでもよかった。』
『ABARE・DAICO』
小学5年生の男の子が主人公。
父親は会社を辞めてから家に帰ってこなくなったため、
今は母親と二人で暮らしている。
ある日体操服をなくしてしまい、自分で買うためにアルバイトをする。
と、こんな風に説明すると、なんだか健気でかわいそう,暗い話のような感じがするけど
ちょっとコミカルでさらっと読めました。
小学生の男のが視点の小説って読むことがあまりないから面白かった。
でもこの著者の作品は非現実的な感じである方が私は好きかな。これはこれで良かったけど。
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