後から写真日記 

October 13 [Wed], 2004, 0:36
ギリシャに遺跡の調査に行ってきました。
9月の始めに帰国してから一ヶ月が経ちました。
思い出しながらですが写真日記してみます。


遺跡を調査するに至るまで 

October 13 [Wed], 2004, 0:43
現在私は熊本大学で西洋建築史を専攻しています。
主な研究は地中海建築で、現在はメッセネというギリシャの古代都市を建築という観点から調査しています。毎年夏に2ヶ月ほどメッセネに滞在し調査を行っており、この調査に参加することができました。

今年はアテネオリンピックと重なったため、メディアに紹介されたりもしています。
どんなことやってるのか興味があればぜひご覧下さい。
■asahi.com
http://www2.asahi.com/2004athens/special/greece/interview4.html

出発■長い道のり■ 

October 13 [Wed], 2004, 0:56
格安航空券はこりごりだぁ!

2004年7月14日午前6時 熊本を出発
10時 福岡国際空港から一路台湾へ 
   10時間の乗継ぎを利用して故宮博物館へ
22時 台北発
    良い具合に眠りに入ったところにバンコクで乗換え45分
   (と言っても同じ飛行機に乗るのですが…)

15日午前 アムステルダム着
12時 オリンピック航空でアテネへ
17時 アテネ着


写真は故宮博物館で頂いたお茶
緑色のお菓子は日本で言うならばラクガンのようなもの

アテネ 

October 13 [Wed], 2004, 1:13
1日アテネ観光
16日 アテネを観光できるのはこの1日だけ!
なにはともあれパルテノン神殿ということでアクロポリスへ。
パルテノンの責任者の方が先生の知人だったので、実際に神殿内部でどのように復元がされているのか見学させていただくことができました。
いろいろとまだ解明されていないことなどを伺いましたが、聞けば聞くほどこれから私の関わる調査に実感が湧いてきました。そして、ミリの精度で建築を考えるという感覚に圧倒されてしまいました。(1ミリでさえもズレなのか意図されたものなのか…と考えるわけです。この時点で私の世界はメートル感覚でした。)

写真はアクロポリスを見上げて 
一眼レフで頑張って撮ってきた写真もあるので、暇を見つけてデータ化したら載せますね。神殿内部や復元作業風景などなど。

バスでメッセネへ 

October 13 [Wed], 2004, 1:30
ぶらり4時間バスの旅 

調査する古代都市メッセネまではバスを利用してアテネから4時間。ノートに慣れないギリシャ文字で行き先や枚数を書いてどうにかチケットをゲット。この時点でのギリシャ語は何も話せない状態。先生達はレンタカーで荷物とともにメッセネへ。

■使えるギリシャ語
thelo na pao sto KALAMATA! (カラマタへ行きたい!)
あと、数字は覚えないといけないなと痛感。

マブロマティ 

October 13 [Wed], 2004, 1:40
メッセネについて
アテネからバスで4時間、近くの大都市カラマタへ。そこからタクシーで時速120キロでトバシて古代都市遺跡メッセネのある村マブロマティまで30分。
村には1軒のお土産やさん(なんでもある、水とかおかしとか)1軒のタベルナ(レストラン)1軒のカフェニオン。ホテルは2軒!一番近くのスーパーと病院は隣村のメリガラまで車で15分。決して便利は良くないけれど、滞在するのにはなにも困りません。
村びとは50〜100人(夏は帰省で増える)。発掘調査などで村に訪れる人も年間100人くらいなんだそうです。ギリシャはもちろん、ドイツ、アメリカ、日本…、様々な研究者が村に滞在するようです。
発掘はまだまだ途中だけど、観光地にこれからなっていくのでしょうか?

村に到着! 

October 13 [Wed], 2004, 1:51
アルカディアンゲート

村に着いてみると、先生達の姿はなく…。
なんと、レンタカーが故障したらしい!3時間放置。
お世話になるタベルナのオーナーとも意思の疎通ができないまま村の散策へ。
ところが2キロもないちいさな村のためすぐに終了。
ギリシャ語ゆびさし会話帳でまずは食べ物の単語から勉強。




■使えるギリシャ語
Yes = ne
NO = ohi
Please = parakalo
Thank you. = efharisto
sorry = sighom

住い 

October 13 [Wed], 2004, 10:07
一軒家暮し
村にホテルらしいホテル(?)は2軒ありましたが、私達は一軒家で共同生活をすることになりました。
先生達がタベルナの2階のホテルに2部屋、男部屋がそこから徒歩10分、女部屋は徒歩2分という感じ。最初の2週間は一緒に行った女子3人だけで広々快適ライフでしたが、8月にギリシャ隊と合流10人暮らしとなりました。
シャワーの水は止まるわ、トイレも流れないなんてことが続きまして、通路もぎりぎりとれるくらいでぎゅうぎゅうに敷き詰められた簡易ベットの生活は、2週間で限界となり、結局作業スペースも必要になったのでラスト2週間は豪華ホテル住いとなりました。
住環境の大切さを痛感。

写真は到着直後、ベッドを開く前。

民家調査スル 

October 13 [Wed], 2004, 11:22
ギリシャ語も話せないのに

今年は遺跡の調査とは別に、集落と民家の調査も行われました。石造で築200年のものに増改築を重ね受け継ぐ家のかたちは興味深いものでした。
主に滞在したマブロマティの民家を調査したわけですが、世帯数も少なく、家を見せてもらえないこともあり、隣村へ行ったりもしました。
ギリシャ人の優しいもてなしには驚かされます。いきなりやってきた日本人が話を聞くだけでなく写真をとったり室内の寸法をとったりするわけです。それなのにグリークコーヒーやオレンジジュース、おかしをふるまってくれたりします。
最初の2週間はこんなかんじで飛び込みで20〜30軒くらいのお宅にお邪魔させてもらいました。先生はギリシャ語が達者ですが、全く話も理解もできない私でもこの期間に相当鍛えられました。あと、耳なれない言葉なのでまずは慣れようと、寝る時にはラジオを聞いて睡眠学習のようなこともしました。でも、ギリシャ人は表情が豊かなのでなんとなく話の内容がわかったりもします。

休日の過ごし方 

October 13 [Wed], 2004, 22:34
地中海を泳ぐ



■生活パターン
月曜日〜金曜日
6:30-10:00 作業
10:00-    遺跡で朝ご飯
-13:00    撤収、昼ご飯
-17:30    シエスタ
17:30-20:30 作業
21:30-   晩ご飯


土曜日の作業は12時まで、海に行ったりしました。
車で30分くらいでビーチまで行けます。
日曜日は完全休業。車で日帰りできる範囲の遺跡に行ったりしました。
土日はお店もほとんど(というか、全部)お休みで…これはさすがに困りました。
お知らせ
2004から2005へ
 このブログは去年の調査の模様を簡単にレポートしたものです。そして、今年はそれを論文にするまでのページへ移行いたしました。リンクの「マブログ2005」よりおこし下さい。ただし、修論の雑記帳のようなページなので一般的な読み物ではなさそうです。
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