住宅ローンの金利が動くワケ、教えます 1-2

March 14 [Sun], 2010, 16:35
プライムレートは難しくない!

【長期プライムレート】は「長プラ」、【短期プライムレート】は「短プラ」といいます。金融用語で「長期」と出てきた場合は、だいたい1年以上の期間のことを、「短期」と出てきた場合は1年未満のことを示していると思って下さい。「プライム」は「Prime=最良」、「レート」は「rate=料率(=金利)」。つまり、「長期プライムレート」とは「1年以上お金を貸すときの最良金利」、「短期プライムレート」とは「1年未満でお金を貸すときの最良金利」ということになります。では一体、誰に貸すお金なのでしょうか?答えは企業です。銀行は、企業に対してお金を貸す際、経営状態が良い一流の企業には優遇した金利で貸し出しています。その最優遇金利のことを「プライムレート」と呼び、貸付期間の長さで「長プラ」「短プラ」に分けられています。

基準は商品によって違う

さて、住宅ローンの種類によって、基準にしている金利は異なります。住宅金融公庫融資などの公的ローンは「財政投融資貸付金利」を基準に、民間ローンは「長期プライムレート」「短期プライムレート」を基準にした金利を適用しています。住宅金融公庫の新型ローン「証券化ローン」は、異なった方法で金利を決めるので、ここでは説明を省きます。

住宅ローンの金利が上がったり、下がったりするのは、それぞれが基準にしている金利が動いているからということはおわかりいただけたと思います。ですので、「長期プラが上がったから住宅ローンも上がる」というニュースが流れるというワケです。

住宅ローンの基準にも基準がある

では、住宅ローンが基準にしている金利はどうして動くのでしょうか?実は、住宅ローン金利の基準にしている「財投金利」「長プラ」「短プラ」も基準にしている指標があり、その指標が上下に変動するので、金利も変化するのです。
「基準のキジュン」については次回、お話しましょう。

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