魔術の殺人

June 23 [Thu], 2011, 10:48
魔術の殺人
アガサ・クリスティー

クリスティー、何から読もうか悩んで、田村さん訳のこれにした。結果正解だったようで、この前読んだアクロイドよりも断然読みやすかった。
しかしやはり登場人物が多く、誰がだれだか…横文字の名前ってやっぱり苦手。原文で読んでいるとわかるのに翻訳するとややこしくなるように思うのは気のせいでしょうか?
まあ、前書きはこのくらいにして…

推理小説にしては、登場人物それぞれのキャラクターやドラマが細かく描写されている。はじめは事件とはあまり関係がなさそうなストーリーが展開していき、それぞれの人柄や人間関係がだんだんとわかってくる。実はこれが事件の解決に繋がっている、というわけだ。
事件の解決といっても、マープルは事件のトリックやアリバイなどを解き明かすのが主ではなく、人々の性格や人間関係から証言のなかのウソを探し出す。トリックなどはその中でわかってくるのだ。このような形の推理小説は今でも珍しいのではないだろうか。
また、結末も想像もつかない終わり方で驚きもあり楽しかった。最後まで人間ドラマが重点的に描かれており、推理もあり人間性についても考えさせられる本。多面的に楽しめる。
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