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『南へ』 / 2011年04月02日(土)


作・演出:野田秀樹
出演:蒼井 優、妻夫木 聡


不安と不確実性の話。

この時期、火山で地震で・・っていうところはあるけどね。

噴火の予兆という自然の出来事に対して、様々な立場と利害関係を持った人が登場する。

過去の記憶は活かされるのか。


天皇とかも含めタブーに触れてるとこもある。

まぁ、舞台ってそういうもんだよね。

狭い空間で特定の人に向けて生身で伝える。

それはマスに求められる最大公約数的ではない。

だからこそ表現の幅が広がる。タブーもあれば毒もある。


蒼井優はすごかった!

テレビのイメージと違い、舞台の上ではパワーがあって軽快でしなやかだ。断トツの存在感がある。

あとパイプ椅子をいろいろなものに見立てて使ってるところがおもしろかった。


3/30、池袋東京芸術劇場にて。

 
Posted at 11:27 / 演劇 / この記事のURL
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『国民の映画』 / 2011年03月27日(日)


作・演出 三谷幸喜
出演 小日向文世 段田安則 石田ゆり子 風間杜夫他


三谷幸喜だから勝手に喜劇を想像してたけど、そうでもなかった。。

まぁ、1940年代のドイツ、ナチスが舞台だからね。


大震災後のこの時期、開演前に三谷幸喜の挨拶があった。

内容はこちら

舞台を作り出す者としてのメッセージであり、この作品の内容とも関係してくる。


で、感想はというと。

小日向文世、段田安則っていうクセのある役者の競演が面白かった。

小日向さんは、ちょっといやらしい感じの役たくさんやってるよね。

北野武の『アウトレイジ』でも表裏のある刑事を好演してたもんなぁ。

風間杜夫も存在感あるね。その分石田ゆり子の影が薄めか。


芸術と政治は切り離すことができるのか。今作はナチスが映画を作るって話。

このテーマって、今の仕事上も、いろんな芸術を楽しむ個人的にも考えさせられるテーマだったりするね。

あと、三谷幸喜は映画が好きなんだろうなぁ。

テーマは難しいけど、展開はわかりやすかった。


3/21渋谷PARCO劇場にて。

 
Posted at 19:08 / 演劇 / この記事のURL
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時計じかけのオレンジ(A CROCKWORK ORANGE) / 2011年01月30日(日)


小栗旬が輝いてる!

身長があってスリムで舞台映えするね。

狂気に満ちたアレックスがハマリ役だった。

20分の休憩中も「ルドヴィコ療法」され続けるアレックス・・すごいね。エグいね。


キューブリックの映画も舞台を観てるような雰囲気あるから、割と違和感なく観ることができた。

バンドが舞台の上で演奏してるってのもいいね、BGMの迫力あって。

最後は映画とは違った展開が。


ふぅー、アルトラでトルチョックに満ちたホラーショーをビディーしたぜw

やっぱ、この作品、映画も舞台もヤバいよね。

↑の小栗アレックスの画像もヤバいでしょ、眼つきとか口もととかさ。


仕事終わりに赤坂ACTシアターにて。


 
Posted at 15:19 / 演劇 / この記事のURL
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『シダの群れ』 / 2010年09月26日(日)


序列型組織における人間関係、それぞれの思惑。入ってくる者と出ていく者。その構造に振り回され戸惑う者。

このテーマっていつ何時も不変というか普遍というか、だよなぁ。

戦争モノにしろ会社モノにしろヤクザモノにしろ、結局この辺を再確認するんだよね。


阿部サダヲは面白いね。全体を引っ張ってる感じがした。

あと江口洋介、実物はけっこうカッコいい。

もちろん風間杜夫は安定感があるし、たまにはずすキャラがいいね。

何気に役者陣豪華だな。


Bunkamuraシアターコクーンにて。

立見のお客さんもいて混んでました。

【あらすじ】
組長が病に伏している。現在は、組長の片腕で、かつて香港でマフィアの一員だったという噂のある水野が仕切っているが、ある日、大事件が発生する。組長の孫が、敵対関係にある組によって人質に取られたのだ。その原因をつくってしまったのは、下っ端チンピラの森本。水野が決行を命じた銃撃戦の末に孫は戻って来るが、この事件によって組の将来の問題が一気にあぶり出される。組長の息子のツヨシ。ツヨシの妻と愛人。組長の長年の愛人で、今は水野に明らかな秋波を送る真知。その息子で、組員から厚い信頼を得ている人格者のタカヒロ。そして水野、森本。それぞれの立場で、かつてない切実さで、組の未来と自分の幸せを考え始める彼ら。問題は、それがどれもが少しずつ別の方向を向いていることだった。やがて、その違いがはっきりと思い知らされる出来事が起きる。その時、現実から最も遠い理想を抱いていた森本は……。
(Bunkamuraサイトより)
作・演出 岩松了
出演:阿部サダヲ、江口洋介、小出恵介、風間杜夫他

 
Posted at 20:36 / 演劇 / この記事のURL
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中村勘三郎「赤坂大歌舞伎」 / 2010年07月18日(日)

中村勘三郎「赤坂大歌舞伎」

「中村屋!!」

粋でいいねぇ、歌舞伎。

今回は「人情噺文七元結」と舞踊「鷺娘」の2本立て。

「人情噺文七元結」は、落語を原作とした人情劇。話もわかりやすくて、笑いも盛りだくさん。
台詞も掛け合いが落語っぽくてテンポがいい。

ドタバタっぷりは、ドリフっぽい(w

けっこう前の方で観れたので勘三郎の仕草とか表情もよく見えた。無駄がないというか・・やっぱすごいんだろうね。


「鷺娘」の方は中村七之助が舞踊を披露。

静寂と緊張感、しなやかさ。これまた幻想的でいいんだよね。

早技で着物が変わっていくのもすごい。


で、帰りは赤坂の観世水。蕎麦で一献・・・至福です!!(親とだけどね)


 
Posted at 10:46 / 演劇 / この記事のURL
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NYLON100℃ 35th SESSION「2番目、あるいは3番目」 / 2010年07月17日(土)

NYLON100℃ 35th SESSION「2番目、あるいは3番目」

後半急速にシュールで毒の効いた展開に。

細かいギャグがいろいろ盛り込まれてたけど、前半はちょっとダレた。

けっこう言葉の言い回しで笑わせることが多くて言葉にはこだわりがあるんだろうなぁと思った、ケラリーノさん。


全体に人々のエゴとか差別性向が見えたり、政府=赤が凶暴化したり、心臓提供だったり・・なかなかに毒が効いてるんだよね。。

「鼻」が落ちてるって場面は、「ブルー・ベルベット」の有名な「耳」を拾うシーンを連想してしまった。


観劇は最近するようになったけど、役者の息づかいとか体温があっていいね。

デジタルコンテンツが進化すればするほどこういうライブ感が欲しくなるんだよ。


【あらすじ】
5人の来訪者が荒廃した町にたどり着く。
おかしなことを言う姉妹と老夫婦がいる家族。
隣町の子供たちと政府の男。
異なるコミュニティの人々が混じり合う・・
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
小出恵介、緒川たまき 他出演

 
Posted at 20:48 / 演劇 / この記事のURL
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『農業少女』 / 2010年03月20日(土)


ちゃんと演劇観たの初めてー。

こじんまりしたスペースで観客と一体になって進む芝居、なかなかよいね。

ギャグがちりばめられているから笑いは多いけど、基本的にはかなりシュールな話。

理解度70%くらいかなぁ。

個人の欲望や妄想から、宗教だったり、洗脳だったりという匂いが漂ってくる。

全体主義に対する警鐘が込められているそう。

不況が続いたり、多くの人が変化の渦に巻き込まれてストレスを感じている今、説得力のあるテーマなのかも。

最後の方はちょっと怖い。

多部未華子が純粋だけど危うい少女を熱演してたね。

池袋の東京芸術劇場にて。


【あらすじ】
農業に明け暮れる農村の生活に嫌気がさし、都会に憧れる少女、百子。
ひょんなことから百子は東京に行くことになる。
百子に思いを寄せるヤマモト、都会で百子に影響を与え続ける謎の男、都罪(ツツミ)
都会の生活の果てに百子が行き着いたところとは・・

作:野田秀樹  演出:松尾スズキ
出演:多部未華子、山崎一、江本純子、吹越満

 
Posted at 18:52 / 演劇 / この記事のURL
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