
『半島を出よ』村上龍
北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠し、2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲、市中心部を制圧した。彼らは北朝鮮の「反乱軍」を名乗った。
さらなるテロの危険に日本政府は福岡を封鎖する。逮捕、拷問、粛清、白昼の銃撃戦、被占領者の苦悩と危険な恋。北朝鮮の後続部隊12万人が博多港に接近するなか、ある若者たちが決死の抵抗を開始した。 (本書カバー掲載の紹介文より)
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うーん、長い、とっても長いよ、ハードカバー2冊は。。
GWに九州行った時に内容がちょうどいいかと思って買って、読破するまでに半年かかっちゃったよ。
あの時は大濠公園とか福岡ドームとかつい見ちゃったよね。
それにしても逐一描写が緻密でリアル。ちょっとコワい。
2011年という時代設定と今とのつながりも妙に現実味がある。
主体性のある決断ができない政府、アジア問題、日米関係、テロリストの侵略に対して国民はどう対応するのか。
村上龍氏が鋭い視点で描写していく。これは氏による警告だろうか。
細かい描写、長い物語、重い内容、一気に読破する気力はなかったけど、途中でくじけることなく読み終わりました。
内容的には賛否あると思うけど、力のこもった作品です。
で、カバーの福岡エリアに忍び寄るヤドクガエルのデザインはグロテスクでとってもきれい。気持ち悪いなぁ。
(ヤドクガエルはこの物語を象徴する重要なキャラクターです)