Last Class and After = 最後の授業、そして…

May 26 [Thu], 2005, 11:03
25日の「プレゼン & ディベート」も代行の先生だった。
ヴィクトリアがまだ元気を取り戻せていなかったからである。
最後だから無理をしてでも出てきてくれるのではと期待を寄せていたのだが…、残念。
しかし、先生は違えども授業の内容は刺激に満ち、一瞬たりとも気が抜けなかった。
授業の後は打ち上げ。
参加できなかった方がいらしたけれど、それでも10人で居酒屋へ繰り出した。
居酒屋では、メニューを読んでくれる人あり、食べ物を取ってくれる人あり、終電の時間を調べてくれる人あり…皆さんの配慮に心が温まった。
ご飯を食べながら皆で盛り上がった心理テストも楽しかった。
居酒屋では、名簿作りの作業も行った。
その際にも、私の連絡先を代筆してくれる人がおり、紙で渡されても読めない私のためにワード文書に直してくださると有り難いお申し出もいただいた。
ここまで他人を思いやれる皆さんのお気遣いは、ただただ「素晴らしい!!」の一言に尽きる!
素敵なクラスメイトの皆さんと出会えて、私は本当に本当に本当に幸せ!!
打ち上げの帰りは、クラスメイトのSさんが地下鉄の入り口まで送ってくださった。
Sさんは、私と同じ大学出身の女性である。
あの過酷なバス通学を体験した仲間である。
そのために自ずと話が其方の方向へ…。
改札の前でSさんと分かれて地下鉄に乗車すると、「プレゼン & ディベート」のクラスに纏わるエピソードが走馬燈のように蘇った。
私は自分の気持ちをなかなか口に出せないがために、皆さんには多大なご迷惑を掛けてしまったかもしれない。
だが、最後までベストを尽くせたのは事実であり、途中で投げ出さずに頑張ったからこそクラスの仲間と良い関係を気づけたのだと信じている。
勇気を出して健常者の中に飛び込んでいって良かった!!
皆さんありがとう、皆さんの暖かさ、一生忘れません。

やっとやっと言えたよ!

May 24 [Tue], 2005, 12:29
私は、発言を求められない限り話せない性格である。
詰まりは、自主的に喋ることができないのだ。
これは最大の短所であり、子どもの頃から悩みに悩み、克服しようと努力を試みるも、雄弁家への道のりは遠く険しい物なのだ。
発言できないたびに強いストレスを感じ、その感情を沈めるために大量の食物を摂取、故に体重増加の悪循環……。
それでも希に自主的な発言に成功した際には、心の底から嬉しさが沸き上がる。
23日は、そんな「希な日」だった。
「プレゼン & ディベート」の授業で、4人のグループを作り英語で意見交換を行っていた時のこと、私は自分から意見を言えたのだ。
たった1度の発言だったから、クラスメイトは誰もこの件に注意を向けなかったかもしれないが、私に取っては、その場で飛び上がりたいほどの出来事だった。
自分の意見を書く(例えばブログ上に思いを記す)のには微塵の躊躇いも覚えない私。
それなのに喋れない私。
多分この性格は一生涯変わらないだろう。
だが、小さな小さなステップをゆっくりゆっくり上って、両者の間に存在するギャップを埋めていきたい。

大丈夫なの?

May 24 [Tue], 2005, 12:26
23日、「プレゼン & ディベート」のクラスでは、「大丈夫かな?」と思い通しだった。
@ ヴィクトリアがダウンしてしまった。
扁桃腺が腫れて声が出ないらしい。
I am very genki.等と言いながら、何時もパワフルな授業を展開していただけに、なおさらヴィクトリアの容体が心配である。
25日の最終レッスンには来られるのだろうか?
代行の先生の授業も実り多いけれど、やはり最後はヴィクトリアに閉めてもらいたい。
だから無理をしてでも来てもらいたいのだが………
A 8人のみの参加だった。
「プレゼン & ディベート」の授業には11人の生徒が登録されており、今まではパーフェクトに近い出席率を保っていた。
それが今回に限って、3人も欠席していた。
授業が5週目(最終週)に入り、皆様お疲れモードなのだろうか?
25日はぜひとも全員で最後の授業を受け、皆で一緒にゴールしたい。
B 警告音が鳴り続けていた。
授業の前半、目覚まし時計のアラームか火災報知器のベルらしき音が鳴り響いていた。
私はそれが何の音なのか、非常に気になってしまった。
と言っても、何処か遠くのビルで鳴っている感じだったために、クラスの進行には何の支障もきたさなかったのだが。
25日は余計な心配をせずに授業を楽しめればと思う。
何せ最後ですから…。

今回もヴィクトリアのサポートを受けて

May 19 [Thu], 2005, 11:21
18日の授業では、アドバイスを与える練習を行った。
一人一人が英語で悩みを書く。
それらの中からヴィクトリアが適当な物を選び、読み上げる。
私たちはヴィクトリアの音読を注意深く聞き、グループごとに話し合う。
そして、悩みに対する幾つかの解決策を見いだす。
私が悩みを書く際には、ヴィクトリアが代筆してくれた。
皆に聞かれないように部屋の外へ行き、作業を行った。
教室のドアを閉めると、そこは私とヴィクトリアだけの空間、どことなくスピーキングのテストを彷彿とさせる雰囲気にどきどき!
私は深く息を吸うと、12年前家族に生じたハプニングを取り上げ、その些細な出来事について相談するための英文を話した。
緊張感からあまり流暢にはしゃべれなかったが、それでもヴィクトリアは私の言わんとするところを汲み取り、綺麗な英文に纏めてくれた。
ヴィクトリアの配慮やクラスメイトの気遣いのお蔭で、18日の授業も心から楽しめた。
皆さん、ありがとうございました。

クラスのネットワーク

May 12 [Thu], 2005, 11:02
5月11日の授業が終了した段階で、全10回コースの「プレゼン & ディベート」も残すところ後4回。
アット・ホームなこのクラスが終了してしまうのは実に寂しい。
クラスのメンバーは皆そう感じている。
だから、元気で明るい女の子が「お別れ会を開こう!」と提案した時、その場に居合わせた全員が彼女に賛同した。
加えて、「皆でメールアドレスを交換しよう。」と言う話も出ている。
もし本当にメアド交換を行うのであれば、私もぜひぜひ一員になりたい。
そして、メアドと併せて此方のアドレスも公開し、さらなる読者拡大を図りたいと思う。
口座が終わってもお付き合いが続く友人が得られる兆し、クラスメイト間のネットワークが形成される息吹、私も皆の雰囲気に乗り、流れにきちんとついていきたい。
自分だけが乗り遅れることの無いように。

Creative(クリエイティヴ)なヴィクトリア

May 12 [Thu], 2005, 10:59
ヴィクトリアの授業に毎回魅了されるのは、クリエイティヴ(想像力に富んだ)Activity(活動)がこれでもかと言うほど盛り込まれているためだと思う。
とりわけ彼女の手腕が光のは、授業の初めに行われるWarm-up(ウォームアップ)に於いてである。
5月11日の授業でも、ユニークなタスクが用意され、私たちを待っていた。
私たちは、六つのキーワードを必ず使って英語の文章(1 Paragraph = 1段落分)を書くように言われた。
私たちが使用するべきキーワードとは、
1 Cultural Differences
2 Cloning Animals
3 The Internet
4 Crimes in Your Country
5 Spiders
6 Love
授業を受けていない読者の方々には、何の脈絡も認められない単語の羅列に見えるだろう。
ところが実はこれ、前回の授業で取り上げられたディベートのトピックなのだ。
ただ単にライティングの課題を課すのでは無く、英文を書かせながら前回のReview(復習)も行えるようにと工夫がこらされた課題な訳である。
素晴らしい!!
自分が将来英語教育に携わったとして、こんなにクオリティーの高い課題を考え出せるだろうか?
そう自問すると、ヴィクトリアがTESL/TEFLを極めたプロなのだと確信できる。
彼女の素晴らしさは、生徒に与える課題の質にとどまらない。
例えば生徒を指名する際にも、決してマンネリ化することが無く、全ての受講生に緊張感を持たせているのである。
一例として5月11日の授業でヴィクトリアは、誕生月に基づいて生徒を当てていったのだが、1月の次が9月だったり、3月がきたかと思えば5月生まれに飛んだりで、何時自分が指名されるのか全く見当がつかなかった。
それ故に皆が緊張感を持続させ、高校を卒業したての生徒からサラリーマンの受講生まで11人の参加者全員が積極的に授業に臨めるのである。
そこここに生徒を引きつける工夫が鏤められたヴィクトリアのクラス、私は彼女の授業を留学を目指す人に止まらず、現役の英語教員の皆さんにも強くお勧めしたい。

120パーセント楽しんで

May 10 [Tue], 2005, 10:04
5月9日は、約十日ぶりにヴィクトリアの授業を満喫、満ち足りた気分で帰宅した。
特に、Warm-upのActivityは毎度のごとく楽しかった。
今回Warm-upとして行ったのは、ある英単語を英語で説明し、それが何かを当てるゲーム(説明から正解を導き出すまで制限時間は1分)
沢山のカードの中から1枚を選び取ると、そこに説明すべき単語が書かれている。
私は、○○と書かれたカードを引いた。
カードに点字が打たれている訳では無いから、勿論独力では読めなかったが、ヴィクトリアが私の耳元で○○と囁いてくれたため、全く問題無くゲームに参加できた。
私はヴィクトリアのちょっとした配慮に心が温まった。
自分も特別な存在では無く、クラスの一員であることを痛感したからである。
さて、その感動に後押しされて、○○を英語で説明した私。
This is a subject that you study at a university. You study the structure of your mind.
読者の皆様、答えはわかりましたか?
私のクラスメイトは、ちゃんと制限時間内に言い当ててくれましたよ〜〜。
そう、正解はPsychologyでした!
因みに、クラスメイトたちは、Joke, Test Tube, Fur, Cobweb, Womb, Usually等の説明に四苦八苦!
けれども、教室中が盛り上がって、「英語を使う楽しさ」を皆で共有できた時間だった。
又、このゲームは、私に「教育実習」を思い出させてくれた。
丁度去年の今頃(5月10日から5月28日)、がむしゃらに取り組んだ教育実習。
「英語の授業はAll Englishで」をモットーに、英語のみで進めた高1の授業。
進出語句を如何に説明すべきか必死で考えたものだ、今回のゲームのように。
あのころの大変さと比べれば、留学を目指す現在ははるかに気楽である。
だから、ちょっとした躓きに気落ちせず、プラス思考で進んでいきたい。

電車の席

April 28 [Thu], 2005, 6:33
私を含めて視覚障害者は、電車の席が空いているか解らず、立っていることがある。
そんな時、声を掛けて空席を教えるべきなのか否か、健常者の皆さんは相当悩むだろう。
視覚障害者である私たち自身も同様である。
実際、27日の英語講座へ向かう電車の中で、私は席を勧められた。
とは言え、二駅しか乗らない電車、しかも車内は満員。
座ってしまっては、返って降りにくくなってしまう。
そこで私は、せっかくのお申し出を丁重に笑顔でお断りした。
無礼な態度は取っていないため、譲ってくださった方も多分悪い気はしなかったと思う。
けれども、電車を降りてホームを歩きながら、私は、「本当にあれで良かったのか?」と自分自身に問いかけていた。
一方、口座の帰りには、席に座りたかったにも関わらず、座れなかった。
JRの満員電車に二駅揺られて乗り換えた地下鉄では、席に座らせてくれる人はいなかったのだ。
かなり疲れていたわたし、7駅も8駅も立ちっぱなしは辛く、ジベタリアンにでもなりたい心境だった。
だが、「何処か空いてますか?」と大声を出す勇気は湧いてこなかった。
では、何故乗客は、空席へ誘導したり、席を譲ってくれなかったのだろうか?
その理由は簡単、「自分たちも疲労困憊」だからだ。
夜も遅く、漸く帰路についた人々。
疲れているのは当然だ。
だから私は、乗り合わせた乗客を攻めるつもりは毛頭無い。
私が疲れている時は、健常者の皆さんだって疲れている。
私が元気で席を必要としない場合には、傷害を持たない人々も障害者に配慮する余裕がある。
同じ人間なのだから、仕方が無い。
何とか折り合いをつけて生活していくしかないのである。

今回も充実!!

April 28 [Thu], 2005, 6:26
27日は4回目の授業、嬉しいことが3つあった。
1 私たちのプレゼンに対して先生がつけたコメントは、ポジティヴな物だった。
まず、Your teamwork was a hundred percent.(チームワークが完璧だった。)と言われた。
これは一重に、見えない私とペアを組み、サポートしながらプレゼンを進めてくれたパートナーのお蔭である。
ありがとう。
又、私のスピーチについては、「必ず自分の体験と照らし合わせていたため、説得力があった。」と予想以上の評価をもらえた。
これを聞き、私は、「詰まり詰まり話した英語でも、一生懸命伝えれば理解されるのだ。」と感じ、嬉しくなった。
そして、これからも、「障害者」の支店を全面に出して、ユニークなプレゼンを行いたいと思った。
2 休み時間になり、お手洗いに立とうとすると、一人の女の子がさり気なく誘導してくれた。
この建物のお手洗いを使うのは2度目、まだ場所を把握仕切れていない私。
そんな状況下で、彼女の心遣いは、とっても有り難かった。
3 今回の授業では、視覚を使う課題が出されたが、私は孤立しなかった。
カードに書かれた単語を並べ替えて英文を完成させるのだが、あまりにもカードの枚数が多くて、全てを読み上げてもらっていたら、それだけで時間が終わってしまいそうだった。
そのため、私はアウトサイダーとして作業を眺めていた。
すると、私の隣にいた男の子が、皆の様子を英語で実況放送してくれた。
彼の優しさに導かれて、私も十分にこの活動を楽しめたのであった。
みんなに支えられているから、今の私がいる。
見えなくても可能な限り授業へ参加できるようにと配慮してくださっている全ての方に、心から感謝したい。

暖かさ

April 26 [Tue], 2005, 3:48
プレゼンがパーフェクトにこなせなかったことで、多少気分が落ち込んでいた。
しかし、授業終了後に「人の温かさ」に触れ、気を取り直せた。
二つの優しさによって癒されたのである。
一つ目は、プレゼンをした別のグループのメンバーが私に示してくれた気遣いだった。
そのグループもハンドアウトを配布したのだが、視力を持たない私には読めない。
そのため、メールで送ってもらえることになったのだ。
しかも、巧く音声化されないグラフに関しては、言葉で説明を加えてくれると言うのである。
忙しい生活の中で時間を作り、メールしてくれるだけでも有り難いのに、わざわざグラフの説明まで付けてもらえるなんて…感謝してもしても仕切れない。
「ありがとう。」何て言う表現ではとうてい言い尽くせない心境である。
二つ目には、プレゼンで一緒だった子が電話をくれたことだ。
ここ2回の授業は、プレゼンの打ち合わせを行う目的で、二人で時間を決め、学校の最寄り駅で待ち合わせをしていた。
けれども、次回は準備がいらない。
だから私は、敢えて、「今度の水曜日も一緒に行って。」とはお願いしなかった。
学校までの道順はまだ不慣れだけれど、人に頼ってばかりではいけない、通行人の方々に伺いながら何とか自力で教室まで辿り着かなければと思っていたのだ。
其処へ友達からの連絡。
「次回も待ち合わせよう。」と誘ってくれたのである。
私は躊躇わずに、その有り難い申し出を受けることに決めた。
歩きながら話せる機会は、友達関係を深めたり、留学に関する情報を交換する絶好のチャンスだからだ。
大学時代にもそうだったが、大学以外で英語の授業を受講している現在の状況に於いても、健常者の友達が暖かい手を沢山差し伸べてくれる。
どうすればみんなの思いやりに答えられるのだろう。
何らかの形で恩返しをしたい気持ちが日に日に強まる今日この頃である。
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