災難な出会い 

2005年04月15日(金) 1時05分


彼女について一番最初の記憶は、母犬に抱かれた黒い物体(失礼な/笑)でした。

近所にいた母犬は、この近辺でも指折りの器量よしさんで、そして大きな犬でした。
その母犬の真っ白な身体に守られるようにして、小さくて黒い物体がうごめいていました。

最初は何かわからなかったのですが、母犬の異常なほどの警戒心と時々聞こえる「きゅう、きゅう」という鳴き声から、子犬だったのだとわかりました。

犬好きで、いつも外につながれている母犬と仲良しになっていた私は、すぐにその飼い主さん(美人なおねーさんでした)と仲良くなり、頼み込んで子犬を見せてもらったのです。
生まれて数日しかたっていない子犬は目もあいておらず、しきりにおっぱいを求めて鳴きながら移動します。
手のひらに乗せてもらって、その小ささとかわいさにめろめろになりました。

「親指を出してみて」

言われてその通りにすると、早速子犬が親指に吸いついてきます。それがまたかわいくて、私は「かわいい」を何度もつぶやいておりました。
「こうやるとちゃんとはいはいして探すのよ」
そう言って家の前にある壁石の上に乗せると、必死に歩いて(はいはいして)きます。
「へえ、すごいですね!」
「でしょ」

和やかに会話をしていると、

 ぼとっ

と音がして、「きゃん」という声が聞こえました。
まさかと思い足下を見ると、子犬はみごとに壁石から落下、地面の上にいました。

驚きました。壁石は大きくて私の手の方までかなり距離があったので、まさか落ちるとは思わなかったのです。
必死に二人で子犬に謝り、おそるおそる子犬を手に取ると、子犬は元気な声としっかりとした足取りで動き始めました。
二人で胸をなで下ろしたのは言うまでもありません。

安心しましたが、外出はやっぱり危ないということで、目が開くまでは外出禁止となりました(笑)

ですが、小さな顔、指先でつまめる小さな耳、開いていない目と元気な声と足取りが見ることができ、とてもうれしかったのを覚えています。


彼女にとっては 災難な出来事だったでしょうけれど(笑)

はじめに 

2005年04月14日(木) 23時57分
彼女が死んだのは、阪神淡路大震災のあった年でした。

ちょうど10年になるし(多分←おい)、ひとつの区切りだと思って彼女について語ろうかと思います。

更新は不定期になると思いますが、私の思い出におつき合いいただけたらと思います。



■彼女について

 名前:マロ

 性別:メス

 犬種:ばりばり雑種(笑)

 色 :黒。口やお腹は茶色と白が混ざっている

 大きさ:中型犬。大きいです。

 性格:のんびりや。臆病。呼んでも来ないが特有の呼び方をすると必ず来る。なぜ??

 特技:吠えること。食べること。食べ物を前によだれをたらすこと。  脱走(!)

 趣味:人観察(?)、食べること、散歩、 脱走(!!)


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