ピリオダイゼーション1 

March 27 [Thu], 2008, 13:37

■ピリオダイゼーションについて -----------------------------------------------

基本的に筋肉の発達というものは「刺激に対する適応」で起こります。

極端なことを言ってしまえば、それなりの刺激さえ与えれば、どうやっても筋肉は発達するはずです。

しかし最初のうちはそれでよくても、次第に筋肉は刺激に慣れてきます。

発達速度が鈍ったな、と思ってだんだん刺激を強くしているうちに今度はオーバーワーク(*1)となってしまい、結局なんの効果も見られなくなる。

そしてさらに頑張りすぎてしまう…こんな悪循環に陥ってしまう人が多いようです。

オーバーワークを避け、継続的に発達を手にしていくためにはどうすれば良いのか。
そのために今回は「ピリオダイゼーション」についてご紹介します。

ピリオダイゼーションを日本語に訳すと、「期分け」となります。
概念上の説明から入るよりは最初に具体例を提示して見ましょう。

◎ 一年をマクロサイクルとした例(年2回の試合期間がある場合)

 1月〜2月  基礎筋力向上期間
 3月     瞬発系トレーニング期間
 4月〜5月  試合期間(機能維持期間)
 6月      回復期間  
 7月〜8月  基礎筋力向上期間
 9月      瞬発系トレーニング期間
 10月〜11月   試合期間(機能維持期間)
 12月     回復期間
 

このように一年のマクロサイクルの中で幾つも期間を区切り、トレーニング内容を試合期に向けて変化させていきます。

人間の身体というものは非常に適応しやすくできており、常に同じ内容の刺激では反応しなくなってしまいます。

つまり、いつも同じようなトレーニングをしているのではパフォーマンスの向上が頭打ちになりがちなため、このように数週間単位でトレーニング内容を変化させ、身体に「適応しよう。そのために発達させねば」と思わせていくわけですね。

さて、どのようにプログラムを組み立てていくかですが、最初にマクロサイクルの期間を決めねばなりません。

上の例のように1年をマクロサイクルとする場合が一般的ですが、オリンピックを目指すアスリートなどは4年をマクロサイクルとする場合もあります。


(*1)トレーニングのやりすぎのことです。オーバーワークになると逆効果となってしまいます。



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