お国情報 

November 23 [Thu], 2006, 10:31

海幻深界( かいげんしんかい)
陸現高界( りくげんこうかい)―――――つまり陸上を治める国王ルマールドが増え続ける二足地上体の為に発案した海中の居地である。
海中に建物を立て、家を造る為に膨大な時間と金と技術を求められ、国王は資金を聖教師団とこの国最新の技術を持つ時進機械団に渡して
聖教師団には海中の足無海中体から海幻深界を守る防御壁を造らせ、時進機械団には頑丈な建物を造らせた。
発案から百十年かけて海幻深界は完成し、今では二足地上体の住人で賑わっている。


陸現高界( りくげんこうかい)
海幻深界とは違い、二足地上体の他に四足地上体や二足空上体、四足空上体などが住む。
海幻深界ではまだあまり出回っていない寿命チップも陸現高界ではさかんに販売され、二足地上体の殆どはそれを付けて長い人生を歩んでいる者が多い。
二足地上体で初めて寿命チップをつけた国王ルマールドも健在で、時進機械団と聖教師団とで陸現高界を治め続けている。
最近では町の治安を守るために国王、聖教師団、時進機械団の三大勢力の元、防衛治安団が結成された。



防衛治安団
国王が推薦で一人治安者を選び、防衛者を聖教師団、あとの監視者を時進機械団が選んだ陸現高界最高の防衛機関である。
防衛治安団は治安者の指示の元に世界のあちらこちらを治安が乱れていないか国王からの呼び出しがかかるまで見て回り、国王に報告するのが仕事だ。
そして防衛治安団は一般的には防衛者と監視者は対で、防衛者は監視者のサポート、監視者は治安が乱れていた場合、その場でその根源を絶やす( ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)という役割を担っている。

『そして、僕らは旅立つ』 

November 22 [Wed], 2006, 21:22
これは、逃亡を決意した一人の王子と、その相棒のお話 ―――――

「ルキト……?」
「逃げよう、カイナ。僕らは逃げることができる。逃げて、自由を掴むことも」

全てを投げ出した幼すぎる彼ら
そんな逃亡者の、投げ打つことなど許されない責を携えて、笑う死神

「所詮、籠の中の鳥なんだよ、お前らは。ご主人様の許可無く飛び立つことは許されない、ね」

小さな体を包み込もうとする、大きな闇

「……カイナ」
「馬鹿かてめぇ!分かりきってるだろうが、罠なんだよこれは!」
「ふふん、でも、罠でも何でも従わなかったら……ね、王子サマ、どうなるか試してみるかい?」
「……条件を飲むよ、ティオ。だから、カイナは……」
「りょーかい、マスター」
「ルキト!!!!」

思い描いていた、色鮮やかな夢が壊れる、音

「……行けるのなら、どこでも良かったんだ」
「うん」
「ただここから、出たかっただけ。カイナと、二人で」
「うん、知ってる、知ってるよ。君は、僕だから」
「怖かった……この場所に座るのが、重荷を背負うのが。逃げ出したかった」
「うん……泣かないで、ルキト。僕が、居るから」

呟かれる、悲しみの唄

「やはり、裏切るんだな、貴様は」
「やっだなーディーズ、そんな人を極悪人みたいに言うなよ」
「……王への忠誠は、嘘か」
「違うよ、国王への忠誠心はまだ、消えてない。でもさ、しょうがないじゃん、見たくなったんだから」
「……?」
「あいつらの、造り出す世界をさ」

零れた涙は、いったい誰の?
P R
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