G嫌の寝物語

February 19 [Tue], 2013, 18:56
姫様(鈴蘭)


───────────………………

むかしむかしある所に
殿様と殿様の家来がいました。

この殿様の奥方は国一番の美しい姫で
とっても殿様を大切に
していました。

でも殿様は姫のそんな気持ちを
利用し彼女を牢獄に入れ
酷い事ばかり
やらせていたのです。

だから姫様は毎日牢獄で
泣いていました。

そんな姫様が哀れで
家来はいつも…姫様の涙を
ふいてあげていたのです。

そう…いつからか彼は
姫様に恋心を抱いていたのです。

でもそれは叶うはずのない
身分違いの恋…
彼は思いをずっと胸にしまいこみ
彼女の涙を拭き続けました

そんな彼の思いを
しってかしらずか殿様は

「近頃下の奴らが騒いでいるらしいな…そろそろ頃合いか…」




「鈴蘭を始末しろ」

姫様に飽き彼女を殺してしまうよう
家来にめいじたのです。

主人の命令ば絶対゙

逆らえば命はありません…


でも彼は愛する人を殺める事など
できませんでした。


代わりに2人ば約束゙をしたのです。

一緒に牢獄(ここ)から脱け出そう
次の満月のは晩貴方をさらいに来る

そうして2人は
指切りげんまんを交わしました。

でも次の満月の晩も…
その次の満月の晩も…

姫様の元に彼が来ることは
ありませんでした。



殿様は全てを知っていたからです。

「残念だったな死なせはせんよ。2人とも」

そう言って殿様は
家来の手を斬ってしまいました。


「……鈴蘭は一体いつまでお前を待っているだろうな…約束など、とうの昔に捨てた男を」

「女は死ぬまで来るはずのない男を待ち続け…男は死ぬまで捨てた約束の痛みを抱え生き続ける」



「実に美しい話だろう」


会えば姫様を殺す…
2人の約束は死よりも
重い鎖に変わりました。

だから彼は決めたのです。
たとえ何度月が通り
過ぎようとも…

たとえシワだらけの
醜い老人になろうとも

たとえ姫様かま彼を忘れようとも

彼女と会える日まで
生き続けようと

そうして彼は今も
三本の足で…
はいつくばりながら生きているのです。


───────────………………


プロフィール
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  • ニックネーム:洞爺湖の仙人(`ε´)
  • 性別:女性
  • 誕生日:2000年8月15日
  • 血液型:型
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