Start 
おわりなんかじゃない。
               あの日は
                     始まりだった


なにから 書けばいいのでしょう

今でも私には 分からないことがたくさんで

何が正しい

とか

何がまちがっている

とか

そんなことは 分かりません。

でも少しずつ想い出して

少しずつ書いていこうと思います。

途中でやめてしまうかもしれないし

全然書けなくなるかもしれない

文章が上手いわけでもないし

ドラマチックなことがあったわけでもない

難しいです

でも忘れたくないから

少しずつでも 書こうと思います。
 
   
Posted at 22:35/ この記事のURL
永遠 
たった2ヶ月ほどだった。

私は 全てに区切りをつけた。

文句ばかりの文を並べた 長い長いメールを

あの人に送った。

「これで終わり。」

あの人は こんなメールに何か言い返してくる人じゃない。

何を言われたって きっとなにも感じないんだろう。

私たちは ここでおしまいなんだ。



もう 自由なんだ。

もう なにも背負わなくていい。

体が軽くなったようだった。


あの人と過ごした日々の中で

私は何かを得られたのだろうか?

今思えば、幸せなことより、辛いことの方が多かった気もする。

人と付き合うことなんて 初めてのことで

戸惑うことばかりだった。

どうしたら嫌われないだろう?

そのことばかりを、毎日 毎日 考えていた。

苦しかった。疲れてしまった。

私にはあまりにも重い荷物だった。


「すっきりした」

私は口に出してそう言ってみた。

言いたいこと 溜まっていたことを 全部吐き出せた。

でも

心の中にまだ少し もやもやとしたものがある。

けれどこれはきっと 少しの淋しさってもので

そのうちなくなっていくんだろう・・・そう思っていた。

でもそのときから 私は

「言葉」を信じられなくなっていた。

「永遠」なんてありえない。

「ずっと一緒に」なんていられない。

そんなこと分かっていたはずなのに

どうして

私は「永遠」なんて言っていたの?

どうして

あの人は

「ずっと好き」なんて言っていたの?

そんな無責任なことを言った自分に腹が立った。

守れない約束をしたあの人を少し恨んだ。



言わなければよかった。

永遠なんて 信じなければよかった。
 
   
Posted at 19:36/ この記事のURL
強がり 
しばらくして

元々期待なんてしていなかったあの人からの返事がきた。

私はずいぶんとひどいことを言ったのに

あの人は怒ったりしなかった。

心の中は分からないけれど

少なくとも、あの人は私に

そんな態度を見せることはなかった。

いっそ怒ってくれたら

どれだけ楽だっただろう?

私はあの人を嫌いになれたはずだ。



あの人の言葉をきいて…



私は時間を戻したくなってしまった…



さよならを言う前は 辛い思い出ばかりが

頭をよぎっていたのに

あの人の言葉をきいてからは

幸せな思い出ばかりが頭をよぎって

とてつもなく淋しくなった。

心に穴が空いたようで、息を吸うと冷たい風が通り抜ける感じ。

心が冷えていくのが分かった。

だけど 友達には言わなかった。

強がることには なれていたから。

いつだって平気なふりをしてきた私だから。


強がりで自分の心を守れるなら

         私はそれでもよかった。



あのときも、そうだった。
 
   
Posted at 21:08/ この記事のURL
嫉妬 
「ぶりっこ!!」 
「死ね」


小さな紙にかかれた、恐ろしい言葉。

だけど 陰口なんて怖くなかった。

周りには親友と呼べる友達が たくさん居てくれたから。

あの人が 支えてくれたから。


自分のなにが その子たちの気にくわないのか

そんなのは分かっていた。

“あの人の彼女”

その存在が その子たちには 気にくわなかったんだ。

すべては 嫉妬という感情からだった。




私は、ごく一部の友達にしか

付き合っていることを話さなかった。

あの人とも言わない約束をしていたし

あの人は たくさんの人に好かれていたから。

だけど どこから漏れたんだろう?

A子が、そのことを知った。

そして 陰口が始まった。

私の靴箱に 画鋲を入れようとか

「死ね」と書いた紙を入れようとか

そんなところまで、A子たちの話は進んでいたらしく

それを友達からきいていた私は

「靴はくとき、気をつけないとね」なんて 笑いながら話していた。


実際に、靴に石と紙が入っていたという話も聞いた。

そして学級会にもなった。

恥ずかしかった。

ほっといてほしかった。



私はあの人と居たい。

なのになんで邪魔するの?
 
   
Posted at 21:18/ この記事のURL
麻薬 
学級会でも、私は強がりをした。

意味の分からない説明をする先生に

平然と言い返した。 


先生に分かるはずない。

なにも知らないくせに。知ったような口をきかないでよ。


「A子らのせいなんて思ってない。あたしは平気だから」

そうやって 言い切った。

本当は疲れていた。

穏やかでいたいのに。

不安や悩みは 絶えなかった。


どれだけ辛くたって

なんとか強がって乗り越えてきた。

幸せだと思いこもうとしたことだって

何度もある。


私の友達が

あの人をすきだと言った。

怖かった。 自分に自信がないから。

少し目を離した隙に、あの人はどこかへ行ってしまいそうで

怖かった。

メールが来ない日は それだけで不安になった。

たまに堪えきれなくなって あの人に言ってしまうこともあったけれど

嫉妬は なるべくしていないふりをした。強がっていた。

本当は 毎日不安でつぶれてしまいそうなのに。

その代わり、私は何度も口癖のように

「すき」と言った。

「すき」の言葉を返してもらえる度 私は幸せな気持ちになった。

だけどしばらくすると、また「すき」の言葉がほしくなった。

何度もらったって足りない気がした。

「すき」の言葉は 麻薬のようだった。

 
   
Posted at 21:47/ この記事のURL
出会い 
私とあの人の出会いは 小学六年生のクラス替え。

初めて同じクラスになった。

第一印象も全く覚えていないし、いつから話すようになったとか

そんなことも覚えていない。

そして  それまで、私はあの人の存在すら知らなかった。

でも何かの偶然で、修学旅行の班が同じになった。

いつからか、冗談を言い合ったり ふざけあえる関係になっていった。

メールもするようになっていた。

どれだけ周りから仲良く見えていても

その頃、私があの人に恋愛感情を抱くことは1度もなかった。

私には、3年間すきだった人がいたから。

それにあの人は、私の親友の彼氏だったから。

私はいつもその親友の相談に乗ったり

あの人から話をきいたりする立場だった。

小学生で付き合うなんて、そのころの私には考えられなかったし

自分には無縁の話だと思っていた。


私もあの人を違う意味では好きだった。

一緒にいて楽しい人だったし

女友達に言えないことも、あの人には言えた。

恋の話も、たくさんできたし

その頃、あんなにたくさんのことを話せた男友達は

あの人ぐらいだったと思う。

 
   
Posted at 22:03/ この記事のURL
すき 
本当に腹を立てたこともあるし

喧嘩になりそうになったこともある

長い間メールが途切れた時期も何度かあったし

付き合う前の私たちは中途半端な関係だった。

でも ある時あの人とのメールが途切れて

あの人の存在の大きさを知った。

私にはあの人が必要だと思った。

ずっと一緒に笑っていたいと思った。

でもこれは 恋 じゃない。

あの人は 友達 なんだから…。


11月の末、私はあの人に

「すき」という言葉をもらった。

私は揺れた。

今思うと なんてことをしたんだろう とすごく後悔する。

私は「私もすき」とあの人に言葉を返したものの

告白されるまですきだった人を 忘れられなかった。

そして 友達じゃなく彼氏と彼女 という関係にとても戸惑った。

怖かった。そのときの私は「すき」と言われることが怖かった。

慣れていなかったから。友達としてのあの人しか知らなかったから。

私の知らないあの人を知ることが恐ろしかった。

たった一日で、その付き合いは 終わった。


でも一度別れた私の親友と、またつきあい始めたあの人に

私は確かに嫉妬した。

この嫉妬が 私に認めさせた。

私はあの人がすき。
あの人が大切。
あの人が必要。


それから 1ヶ月ほどたって

もう一度 私はあの人と つきあうことになった。


でも正直不安だった。

上手く付き合っていける自信はなかった。

けれど前みたいな失敗は絶対しない。と心に誓った。

付き合ったからって何かが変わるわけじゃない。

前みたいに 友達のような関係のまま居ればいい。
 
   
Posted at 22:20/ この記事のURL
友達 
ある日、私は友達から相談を受けた。

「好きなヒトができた。」

友達は そう言った。

友達の好きなヒトは・・・“あの人”だった。

“これで何人目だろう。”

私は溜息をついた。

こうやって、あの人のことを誰かが好きになっていく度に

不安は大きくなって

私の疲れは溜まっていく。

このときの私は あの人を信じていなかったのだろうか?

信じていなかったから 不安になったりしたんだろうか?



分からない。

それは 今になってもはっきりとは分からない。


ただ私は 

あの人が、私と付き合う前 私の親友と

付き合ったり別れたりを 繰り返していたことを 知っていたから

“いつ別れがくるんだろう”

そう考えると 怖かった。


あの人のことを好きといった友達は

私に頼んだ。

「あたしのキモチをあの人に伝えて欲しい…」

そんなこと したくなかった。

あの人のこと すきなのは 私だけでいいのに。

私が誰より、あの人をすきなのに。

でも、断ることなんてできなかった。

何度も何度も、私のことを助けてくれた友達の頼みだったから。
 
   
Posted at 08:34/ この記事のURL
彼女 
私は あの人に伝えた。

友達の言葉を。

でもあの人は

私をすきと言ってくれた。

私は友達に

「すきな人がいるんだって」と伝えた。

だけど友達は 諦めなかった。

あの人の“すきな人”が誰なのか 知りたがった。

私は「知らない」と言った。

私の友達は、あの人に直接聞こうとした。

しつこいその友達に

あの人は

「彼女いるから」と言った。


彼女・・・なんだ。

「彼女」という響きが とてつもなく素敵に思えた。

幸せな気持ちになれた。

私の親友が あの人に告白した。

それも あの人は断った。

「来る者拒まず」と言われていたあの人が。

変わったんだ。変わってくれたんだ。

私は そう思った。
 
   
Posted at 08:47/ この記事のURL
終わり 
けれど そんな幸せな日々は

“あの人の彼女”という特別な日々は

そんなに長くは続かなかった。


出会ったら

いつかは別れが来るんだって 

それを実感させられた。



3月12日

私は あの人に「さよなら」の

メールを送った。

「友達の方がよかった」なんて

強がりもたくさん書いた・・・。

いっぱい ひどいことを書いた。


一緒にいれば いるほど

私はあの人を好きになっていくのに

あの人が私に飽きるんじゃないかと思ったら

怖くなった。淋しくなった。

私とあの人は 違うと思った。

私と違って

あの人は きっと 不安になんてならないんだと思った。

あの人は すごく素敵な人だった。

なんだって乗り越えていける 強さを持っていそうだった。

もし私があの人の前から 消えても

あの人には すぐまた別の“大切な人”ができる。

いくらでもできる。

私がいなくなっても 悲しんだりしないだろう。

そう思っていた。

釣り合わない気だってした。

あの人はあんなに素敵なのに 私はこんなにだめ。

そう思うことだって何度もあった。

なんて卑屈なんだろう。

釣り合うとか

釣り合わないとか

そんなこと考えたって どうにもならないのに。

釣り合わないなら 釣り合うように頑張ればいい。

だけど私にはもう 限界だった。
 
   
Posted at 09:03/ この記事のURL
P R
Start
永遠
強がり
嫉妬
麻薬
出会い
すき
友達
彼女
終わり
郵便屋さん
意味のある時間
約束破り
卒業アルバム
再会
はじまり

大切な人

思い出
先輩
似ている人
素直な自分
理由
確かなもの
怖い。
怖い夢
過去
おやすみなさい
大人
笑顔
幸せ
3月12日






  

























































































  | 前へ  
 
GMO MadiaHoldings, Inc.